今日と明日との狭間

何てことはない きっと明日はやってくる
まるで今日と同じの 君のいない明日が

見えなくはない たぶん僕は絶望などしない
今日と同じ場所で見る 同じ空の色にも
消えない水溜まり 鳴かない鳥にだって

笑いかけはしない かける言葉もひとつもない

失ってはいない
この手の中にあったことなどない

夜の中だけ その中でだけ心に名前をつけたから

僕は絶望などしない
今日までとまるで同じの 風の匂いにも
走らない自転車 咲かない花にだって

何にも失いたくない
この手で触れてしまいたくはない

夢の中だけ その中でだけ笑顔の君に会えるから

ただそれだけを感じたいから