広がる青空と恋心

時を重ねるほど君と近づいて
影を重ね そして離れられなくなった

一度は砕け散った波がまた
同じ場所へと寄せるように
どんなに失望を繰り返してもいつも
愛しさに負けてしまう それはもう
どうしようもなくて
忘れられないくらい

だからah 愛しい君よ
もういちど笑って
僕だけのために
笑ってよ

調子外れのキー
弾き語りのラブソング
君の 素直になれないその胸の中も
受け止めるのに
まだ君のことを想うよ 今はもう
"欲しいのは僕じゃない"
本当は知っているんだ

だけどah 愛しき君よ
もう少し分かって
消えない想いを
分かってよ

果てない愛を貪り
欲望に満ち溢れたこの街は
それでもまだ何か求めてしまうから
淋し気な心を
目映い光で隠してる

また 朝になれば青い空
スケッチブックに絵の具をこぼしても
同じ色なんて
僕らには絶対に作れない

心は遠く 遠すぎるから
君の肌の温もりも忘れてしまおう
あんなに強く抱きしめたことも
信じられないくらい

それなのに
どれだけ諦めを繰り返してもすぐに
愛しさがこみ上げてきて それはもう
どうしようもないよ
忘れられないみたい

だからah 愛しき君よ
もう少し分かって
消せない想いを
分かってよ

ah 愛しい君よ
もういちど笑って
僕だけのために
笑ってよ

一度は砕け散った波がまた
同じ場所へと寄せるように
幾度となく別れを重ね
そして時が過ぎ
僕らはまた巡り逢うだろう

だから今は遠い君よ
そのときはきっと
もういちど僕を思い出して
微笑んでよ
笑ってよ