レールに沿って

二人同時に見上げた空に
大きな虹がかかってたっけ
君は指差して
やっぱり赤が好きと言って笑ってたよね
「一緒だ」って僕も笑った

焦って失敗するなんて
なんか格好悪い気がして
誰に急かされても
いつもマイペースでやってきた

君との恋もそうでありたいな

「出会い」なんて言えるほど
華やかなモノじゃなかったけど
僕ら言わば光のように
ひとつの宝石に向かって
レールを辿って 歩いていこうよ

思い通りのシナリオに乗っかって
うまく転がっていきたい
こう言っちゃ何だけど
宗教は信じてないもんで

「幸せ」って感じる日々はいつでも
非情なくらいのスピードで過ぎるけど
そんな事も忘れちゃうくらい
毎晩 君の夢ばっか見てたい
愛の言葉を胸に抱えて

自分につまづいたりで
すぐにころんでケガにも泣くし
脱線なんかしながらも
みんなマイペースでやってんだ
焦って失敗続きなんて
なんかもったいない気がして

他人が急かしても
ただマイペースなのもいいさ

「出会い」なんて言えるほど
ときめいたモノじゃなかったけど
僕ら言わば宝石のように
ひとつの光を探して
レールを辿って 生きていこうよ

「せーの」で二人歩き出そう
互いの手をとったなら 少しずつ
何処までも続いてく レールに沿って