waver

風のとおりみちはいつも不思議で
その度君の瞳は透明になる
ほんとうは言葉なんていらないけど
できることなら少し囁いて

"傷つくのが恐いんじゃない
傷ついた自分を見られるのが恐いだけ"

瞳を閉じて微かに残った夏の鼓動をきいていた
「過去はみないで」と君はいうけれど
今の僕には真っ直ぐ現実をみることもできず
ただきれいな過去を想ってる

もし僕が水になれたなら
時の流れを気にせず揺れていたい
もし僕が青になれたなら
きれいな涙を贈りつづけるよ

"僕は何をみて恐れたんだろう
僕は何をみて想ったんだろう"

瞳を閉じて微かに残った夏の鼓動をきいていた
「過去はみないで」と君はいうけれど
今の僕には真っ直ぐ現実をみることもできず
ただきれいな過去を想ってる