まずは君に似合うものを 真っ先に手に取って
不安でまだらな壁に広げていく
塗りかわるよ いらないものは消してしまおう
好きなようにしていいんだ

日が昇って すぐそばで輝いて 眩しさに目を細める
それでも見えるものだけを 僕は欲しいと思う

だから君の好きなものを 少しずつ手に取って
塗りかえてよ お手本はいつかの夢のとおり
迷うことなんてないんだ

何度もくり返して ぶつかって 弾けて
あふれて こぼれて 重なって、染みこんで
乾いて 触って

最後に僕から贈りものを その小さな手を取って
ねえ君の柔らかい頬は どんな色になるだろう
ふたりで名前をつけようか